前回のあらすじ

人外のキャラクターを描写することの利点。

人外の者は、人間ではない。人間界は異世界みたいなものである。

だから人外の者が人間界の常識を目の当たりにして驚いたりなんかするのは、定番のギャグにもなるし、そういう設定の物語ならば必須ともいえるだろう。

吾輩などがそういった人外を登場させるとしたらどういう者となるかというと、いま腹案はないのだが、なるべく人間からかけ離れた者がいいかもしれない。

そもそもドラえもんも人外だしな。(でも人間界の未来からきたロボットだから、人間界のことで驚くことはほとんどなく、むしろ物知りである)

他の人外は、まあいろいろありそうだが、お化けとかはちょっと古くさい感じなので、現代風の味付けをする必要があるだろう。

さすがに、源氏物語に出てくるような怨霊を現代に出しても、怨霊はあんま人気ないものだしなぁ。

まあ人外にもいろいろあり、それを考案する作者の性格によって適不適が決まるものである。誰でも彼でもが同じような人外を同じように描写できるわけではない。

向後、人外を人間界に登場させられるかもしれない。異世界とか号する、人間界と違う世界などには興味がない。ただ何となく異世界、といったテキトーな描写の異界アニーメなんかは誠に腹クソ悪いものである。