前回のあらすじ

お話を考えつくのは、大変な時もあり、あっさりできる時もある。

吾輩は往時、お話を考えつくことにとても苦労したが、今はそれと比較にならんくらい容易になっている。

ただ、どんな設定・パターンの話でも思いつくかというとそうではなく、得意分野がどんなものか段々判明してきた。

苦手なのは、やはり普段親しんでいないタイプの話であり、少年・青年向けが特に顕著である。

自分の好む設定、キャラクター、ストーリーのパターンを、狭い範囲に固定してしまうのは良くない。ただ、好ましいと思う話、善い話こそを創製していきたいから、そう思えない話を作ることは困難というか、好ましくないと思っている。よほど業務によってあくせく働かねばならぬという事態にでもならなければ……。

まあそこいら辺の事情は、吾輩がネットのどこかで出品し続けている創作物をつぶさに眺めることによって明らかになるであろうが、このウェブログでは具体的な固有名詞を挙げないことで隠れ家的なものとしているのだから、吾輩の読者でここへたどり着く人はほとんどいないはずである。ちなみに当ウェブログは無料だけれど簡易アクセス記録がついており、閲覧数と閲覧されたページとリンク元だけが明かされる仕組みとなっているが、ご推察のように訪問者は少ないからそんな記録も毫も役に立ったことがない。

今のところ、継続している作品を継続しつつ、試行錯誤する中で新しいジャンルなどへ足を踏み出せればよかろうと思っている。