前回のあらすじ

やっぱ自分の創作活動が認められるのが一番嬉しいことである。

商業デビューしていないので、同人レヴェルであれが何冊売れた、いくら売上が入った、というチマチマした活動であるが……。

まあ物によっては「これはもっと売れるべき」と思うものもあり、「せっかく作ったので販売してるけど、実力不足が露呈していて……」と恥ずかしく思うものもある。

世上では承認欲求という文言を目にしない日はないが(誇大な表現)、やはりいま現在の実力を込めて作った著作物が、対価という形で認められるのは新鮮なことであり、承認欲求が満たされる。

多分、吾輩としても、自作を見る目がもっと肥えてくれば、当該作品について「何冊ぐらいは売れるはず」と目測を立てることができるのだろうな。

様々なジャンルで、何十年も活躍している人らも、眼力が確かだったり謙虚だったりするなら、「自分などまだまだ」と思ったり発言したりするだろう。吾輩としては、応援している人があまり謙虚すぎてももったいないと思うが、作品そのものがまず雄弁に語っているのは事実である。

それはそうと、文芸雑誌のある記事を読んで、なんか自分でもちゃんと古典に向き合う必要があろうかと思い、ファーストガンダム映画のDVD全3巻を注文したのである。きっと様々な発見があるに違いない。